昨日は憲法記念日、今日は現昭和の日からスライドしたみどりの日。
ま、先輩の言うとおり「休みだとしか意識しない」人がほとんどだと思いますし、私もそうです。
前々から見たかった実写版「むし(「虫」の字を森の配列で三つ並べた漢字)師」を見ました。
連休前にマリオで借りてきた物です。主人公・ギンコを演じるのはオダギリジョー君。
「むし」・・本来の生態系とははずれ、しかしそこにある存在。
それを生業とする銀髪隻眼の青年、ギンコ。
連絡に使っているほこらで、彼は壺を背負う男性と出会い、同時になじみの女性・淡幽から「すぐ来てほしい」との文を受け取る。
壺で「虹を捕まえる」という男性・虹郎から話を聞いたギンコは「虹蛇(こうだ)」だと判断。見せると約束をして淡幽の元へ。
見ると淡幽の体は共生しているむしに蝕まれていた・・・。
少年時代の記憶を「とこやみ」に喰われているせいであまりプライベートのエピソードがないギンコの、「ギンコ自身にまつわる物」2編とオリジナル1編、
虹を捕まえる男のエピソード(ギンコが二人旅をするのはごくごくまれ)、これらをブレンドして2時間の長編にしています。
江角マキコさん演ずる親代わりのおぬいさんに、蒼井優さん演ずる互いが思いを寄せている淡幽を絡ませるとは・・・作り手の原作に対する愛情が伝わります。
もちろん、「さいばし」のシーンも再現してあります。
山水画のような原作の雰囲気も忠実に再現してあります。
おぬいさんのその後は蛇足かなあ、と言った感じがしました。以前と以後では性格が変わるのもちょっと・・・。
さいばしのシーンも物足りませんでした。あれは矢継ぎ早にやることですごさが感じられる物だと思いますので。
あと、PG-12指定した方が良いですね。小学生には刺激が強すぎる。
現在登録しているランキングです。
クリックしていただけると、うれしいです。
にほんブログ村
にほんブログ村
[0回]
PR
COMMENT