微妙な乙女

今朝の飯田市は晴れ。居間から外を見ると、気持ちの良い青空が広がっています。
お台場は快晴ですね。相変わらず、お天気お姉さんは完全防寒です。
今日は「横浜からの富士山です、きれいですよね」と言ってました。お台場から見ても白い頭だけでしょう。

今日のお迎えは久しぶりの永子さん。真横から見るのも久しぶりです。
今日もまつげがくりんとなってます。盛ってますねぇ。
「toshさんもどうですか？」何のために？

今日は終日、酒パックをちぎります。
午前中はまず事務スタッフさんにお願いします。「1年間ブランクがあるので」という事務スタッフさん。
ボールの置き方と、短冊の切り方を教えてちょっとやった後で、如月さんにスイッチします。

表から帰ってきた昔なじみの方のジャンパーは、もこもこのショッキングピンク。
「ショッキングブルーってバンドがいましたけどね」という私に「グループですか？」と聞く如月さん。

「長山洋子の『ヴィーナス』の元を歌ってました」
厳密にはバナナラマがカバーしたのがベースですから「元の元」ですか。
「ヴィーナス？どういう曲？」と聞いてきた利用者さんに触りを歌ってみせる如月さんです。

近くの食堂からラーメンが届きました。ダイニングの一角にどん、と置かれたお椀に視線が集中します。
食べるそぶりを見せるサークル仲間さんに「良いよ、食べられるならね」と意味深な発言をするキャンディさん。
その発言の真意を、珍しくダイニングに来た施設長で知る一同です。

午後は女性に囲まれながらの作業。
火曜日の方の来訪に色めき立つ若い利用者さん。
キャンディさん、「ご挨拶に」という乙女に「ちょっとだけね」と釘を刺します。

乙女モードの若い利用者さんが挨拶から戻って程なく、永子さんが職場に来ました。
「カラオケ、参加だそうです」と乙女を見る永子さん。

「行きたいけど、遠慮します。別便が一人になっちゃうし」
火曜日の方の「CDが出たら言い値で買う」と言うくらいのファンにとっては苦渋の選択でしょう。


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