どうも日本国という国は、猥褻なものに対して寛容ではないようです。
まずはこの記事から。
ガガ撮影写真家逮捕 レスリー・キー容疑者“男性器写真集”販売(スポーツニッポン)
ことが起きたのは今月の4日。
シンガポール国籍の写真家、レスリー・キーさんが同2日、男性の生殖器を確認できるヌード写真集を計7冊販売したとして、
「わいせつ図画頒布」で逮捕、先日釈放されるまで勾留されました。
さて、このレスリーさん、東南アジアを中心にだいぶご活躍のようで、
彼の「被写体」にはレディー・ガガさん、浜崎あゆみさんがおられます。
サカモト教授の娘さんである坂本美雨さんも、この件にツイッターでコメント、一様に怒っておいででした。
上記リンクで触れられている「会田誠さんの件」も当件とは無関係ではなく、
展示会の絵が児童ポルノっぽいから展示をやめろと訴えられたっていうんですね。
ちなみに架空の人物、つまり「絵画」ではどんなにどぎつくても児童ポルノには当たらない(*)そうです。
そもそも、この手のぶつには大変敏感な方々がおられるようで、
過去には「街なかに止めたトラックの荷台でAVを撮影して逮捕」なんてこともありました。
「上から見られる状態だったため」だそうですが、目視でそれを確認するのはちょっと無理がある気がします。
AVの話で続けますが、そろそろモザイクを取ってもいいと思うんですよね。個人的には。
ビデオ倫理委が幅を利かせていたのは一昔前。
現在のモザイクの薄さは、何をやってるかわからなかったビデ倫の頃とは比較になりません。
「秘宝館」って御存知ですか。
安産祈願のご神体みたいなのがずらずらと展示されている、人目につきにくい場所にある「秘宝館」です。
あれって合法なんですよね、多くの人が見る可能性があるにもかかわらず。
このままだと、日本という国から新たな芸術は生まれない気がします。
栗山千明さんが少女時代に撮ったヌード写真集。芸術性が高かったと伺っていますが、
児童ポルノに当たるとして、現在販売が禁止されています。
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[1回]
*:児童ポルノ法はあくまでも「児童」をみだらな行為から守るための法律。架空の人物は対象ではない。
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