昨日は悩んだ結果、「最強のふたり」を見に行きました。
アウル初体験でした。入口の横にスクリーンがあり、車椅子が5つぐらい並べるスペースがあります。
トイレは普通でしたね。立てない方は長い映画は無理かと。
不慮の事故で頚椎に傷を追った富豪・フィリップは介護役を募集。
そこに現れた風変わりな男・ドリス。失業手当が目当てできた彼は「かけたままで」と障害のことを気に留めない。
翌日、サインを取りに来たドリスを雇うフィリップ。「2ヶ月持つまい」と言い放つフィリップだが・・・。
根底にあるテーマは「障害者と性欲、もしくは恋」。
こういうテーマを歯に衣着せず、映画という形で昇華するのは、日本ではなかなかありません。
日本人でなくてもこの手のテーマは敬遠しますよ。
ドリスがフィリップに対して、ともすればおもちゃのように扱うのですが、
そこにはちゃんとした愛情があって、例えば「これは健常者用のチョコだ」なんて茶化しても最後には渡していたり、
終盤で伸びきった髭を遊びながら剃っても、結局きっちり剃ってあげるんですね。
あと、これも割りとタブー視されるんですが、冒頭でフィリップが無免許のドリスを助けるために、
より悪い状態の「振りをする」んですね。
障害者と一口に言っても千差万別で、私だって悪いことの一つや二つしましたよ、ここでは書きませんが。
楽しめましたよ。エンターテイメントとしての側面も考えて映画にしています。
最初に流れる007スカイフォールの予告編を見ながら
「エンターテイメントとしてはこっちだよなぁ・・・」と呟いたのは内緒です。
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