初音ミク、ボーカロイドシリーズがアイドルとして祭り上げられる少し前。
ホリプロダクション現社長が専務だった頃。
伊達杏子というバーチャルアイドルがいました。現在では登録を抹消されています。
1年経たずにポシャってしまった「バーチャルアイドル」計画。
初音ミクとの違いは「リアルとのつながり」でした。
私と佳林ちゃんの例で説明しましょうか。
私が宮本佳林という存在を知ったのは、前の記事にある通りyoutubeの動画でした。
伊達杏子さんも多くの「入口」を持っていたことは確かです。
現在もある仮想空間「meetme」の他、ネットラジオも活用されていたようです。
私は彼女に「会いたい」と思いました。
ツイッターをフォローして情報を得て、場所関連の情報もゲット。
それらを経て、私は佳林ちゃんに会うことができ、同時に多くの関連情報を得るに至りました。
ここで気づくはずです、バーチャルアイドル計画の大きな落とし穴に。
ファンが能動的に動いて得られる情報が、ごくごく限られてしまうわけです。
しかも全てが管理された情報。ハプニングなど期待するべくもありません。
転じて、初音ミク。
一人の絵師が描いた絵にそれぞれの絵師が解釈を加えた二次作品が登場、
3Dでのモデリングにも派生タイプが多数出来ました。
まさかネギが象徴になろうとは、元の絵師さんも想像していなかったでしょう。
歌わせるプロデューサーさんの多様化も促しました。
今やアマチュアからセミプロまで、様々な人が彼女に歌わせています。
歌もポップスから演歌、デスメタルまで多種多様です。
伊達杏子という存在は、アイドルを表面でしか捉えていなかった人による
無味無臭の「物体」でしかなかったのでしょう。
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