今更ながら、バリバラにおける「テーマ:恋愛」について考察を。
私の恋愛における失敗は、振り返ってみれば簡単なものでした。
「プレゼンの不足」。
「はじめまして。私はあなたが好きです」
最もやっちゃいけないことです。
普通は「はじめまして。」の後に、
「私はtoshというものです。性格は温厚。のんびり屋さんとも言われます。さて」と続き、
「私はあなたが好きです」もちょっと変えなくてはいけませんね。
「私はあなたとお付き合いをしたいと考えています。好きな人はいますか?」と締めます。
なぜこんな基本がわからないのでしょう。
その謎を解く鍵は「閉鎖的学校生活」にあると思われます。
私が就学中の頃、飯田市に養護学校はありませんでした。
発達障害も少しあり、何より重い方に分類される肢体障害を持つ私に、
「普通の学校に通う」という選択肢はありませんでした。
当然ながら私は小中高までストレートにいける養護学校に入るわけですが、
クラスも少なくシャッフルもあまり行われず、寮生活を余儀なくされているので
学校にいても寮に戻っても、気心がしれた人にしか会いません。ところが。
卒業というプロセスを経て、状況は大きく変化することとなります。
地元に戻った所で、知った顔がいない現実に放り出され、
知識といえばテレビドラマと聞きかじりの音楽のみ。
今時の中学生より耳年増な社会人が、人を好きになっても気持ちなんかうまく伝えられません。
やがて卑屈になって、自分の容姿にモテない理由を求めてしまいます。
「ありのままの自分でいい」と気づくまでどれほどの時間がかかるか・・・。
まあ、気づいたとしても好かれる可能性は低いです。健常者の比ではありません。
ただ、それでも「人を好きになる」気持ちを持ち続けていれば、そしてモノの順序を間違えなければ。
いつかその日がくる、かも知れません。
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