お盆中に書こうと思って、今になってしまいました。
松岡直也、2014年4月29日没。まだ76だったそうです。
今から16年前の夏。
今でこそロックコンサートが中心の夏フェスですが、当時はフュージョン、
つまりロックとジャズの掛け合わせの音楽でもかなりの人を呼べてました。
松岡直也グループもその中の一員でした。
1980年代後半、夏場にがらん堂になってしまうスキー場が考えた苦肉の策、サマーフェスタ。
駒ヶ根でもやってみようということになり、当時のフュージョン人気も相まって
夏の駒ヶ根は夏フェスの聖地の一つとなっていました。今では考えられないことですけどね。
当時の私も例に漏れずフュージョンにかぶれてまして、直也さんは好きなアーティストの一人でした。
彼らが一発目に演る曲の高揚感がたまらなく好きでした。
ただ、一発目なので曲紹介がなくて、レンタル店の兄ちゃんには迷惑をかけてしまいました。
ベースの盛り上げ役、高橋ゲタ夫さんが「松岡直也さんが還暦を迎えました!」みたいなことを
MCでおっしゃっていました。なので16年前。
今では還暦ってだいたい分かるんですが、当時は「還暦=おじいさん」というイメージが有り、
スキー場へ向かう直也さんの人の良さそうな笑顔と足腰の丈夫さは覚えています。
一発目の曲が「One Last Farewell」だと知ったのは4,5年前、ですかね。
Youtubeをgoogleが買い取ったことで予測検索ができるようになり、
「松岡直也」の予測検索に引っかかったので聞いてみたらその曲だった、と。
今ではありえない、逆に言えば当時ならではの、フュージョンのPVです。
20年近く前なので音も映像もヘタってますが、彼を偲びながらどうぞ。
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